家族分の防災リュック、
用意していると、いろんな困ったことがありませんか?
「持ち出しリストの防災グッズ、全部入れるのムリ!!」
そう。 入りきらないんです!
水・食料・非常用トイレ・乾電池・生理用品・トイレットペーパーなどなど
こんなの絶対入りきらないじゃん!
荷物の山を前にして、自分はいったんやる気が失せましたよ
ガチで持ち出し袋の用意をしている人は、
同じように悩んでいるのではないでしょうか。
必要な防災グッズをすべてリュックに入れるには、
持ち物の選び方や工夫が必要です。
この記事をご覧になると
防災リュックを軽くコンパクトにする方法
防災リュックを家族分用意する際のポイント
がわかりますよ。
防災リュック 防災用品を選ぶ工夫
防災リュックに入れる物、軽くて小さければ何でも良いわけではない
防災グッズ 絶対必要なもの、命にかかわるもの 機能・性能が大事!
例えば飲料水、懐中電灯、乾電池、モバイルバッテリーなど
大きくて重くても必需品だったり、機能・性能が大事な物もあります
軍手もペラペラなものよりは、しっかり手を守れる機能性がある方がよいです。
↓耐切創性レベルF(最高レベル)夫の防災リュックに入れています
防災グッズ 生活を快適にするもの コンパクト・軽さ・汎用性で選ぶ!
一方、生活を快適にするもの(体拭き、化粧品など)は選び方次第で、防災リュックを軽くすることが可能です。
食料品も、選び方次第で軽くコンパクトにできます。
リュックに入れるには缶詰よりもレトルトパックの方が軽くて持ち運びやすいでしょう。
コンパクトなもの
汎用性のあるもの
同じ用途なら軽いもの
を選びましょう
次は具体的な方法です
防災リュックを軽くコンパクトにする方法12選
1. ジップロックで空気を抜いて圧縮
ジップロックに入れておくと、水害や大雨でリュックが濡れたとき、持ち物を守れます。
また、衣類などは圧縮してコンパクトにできるので何かと便利
XLサイズのジップロックは靴や衣類も入るのでかなり重宝しますよ!

2. ナプキンは超スリムタイプ

肌荒れの心配が少ない人は、同じサイズでもスリムタイプを選びましょう。
環境の変化で周期が乱れて予定外に生理が来ることも考えられます。
家族にナプキンを使用する人が多いなら、たくさん持って行けた方が安心です。
一緒に黒いビニール袋を入れておくと便利!

3. 清浄綿は汎用性が高い! ぜひ各自のリュックに入れて
清浄綿のメリット
アルミパックの個包装なので、乾燥しにくい。
各自必要な個数を持てる。
敏感な目元にも使えるので全身に安心して使える。
清浄綿の使い道
体拭き 試しに体を拭いてみたら、ベタつかずさっぱり。毛羽立ちもなく、使い心地⭕️
メイク落としの拭き取り 水で洗い流す必要のあるメイク落としを、いつも通りメイクになじませ、その後清浄綿で拭き取る。1包(2枚入り)でも拭けました。しっかりふきとるなら2包。(顔の大きさとメイクの濃さによる)
洗顔代わりに 水が使えないとき
トイレの後にも使える(注意:水洗トイレに流せません!)
4. 懐中電灯は、単3、単4でも動くものを選ぶ ヘッドライトも用意
懐中電灯
懐中電灯は種類も多く、単1~単4どれでも使える物もありますね!
単1は、点灯時間は長いですがかなり重くなります! 自宅で使用するにはいいですね。
ただ、私は普段の使用頻度が低い単1乾電池は、あまりたくさんストックしておきたくないです。
単3や単4の乾電池ならよく使うので、ローリングストックしやすいうえに、
乾電池式モバイルバッテリーでも使えるので汎用性が高いです。
単3・単4どちらか1本でも使える。単3単4を1本ずつ格納して使用することも可能。パナソニック 防水機能付 LED懐中電灯 電池がどっちかライト ホワイト BF-BM01P-W
単1~単4どれでもOK。(格納できる電池は1本)電池残量もチェックできる!パナソニック LED懐中電灯 電池がどれでもライト ホワイト BF-BM20P-W
ヘッドライト
ヘッドライトは軽いし、両手が空くので安心です。
お子さんやご高齢の家族と手を繋いで避難するなら、ヘッドライトは必須ですね。
明るさ、単3対応、単4対応、充電式など色々あるので、購入時注意してくださいね。
↓夜に自宅の電気を消してこのヘッドライトを装着し、トイレに入ってみました。窓のない真っ暗なトイレでも、安心して入れる十分な明るさでした。暗くて困ることは無く、階段でも安心でした。

↓↓↓こちらは単3電池式 120ルーメンなので明るさは↑上のタジマより劣りますが軽くて良さそうです
5. 非常用トイレ コンパクトな凝固剤
家での備えにはペットシーツも良いですが、防災リュックにはコンパクトな凝固剤がおすすめです。
長期保管も考えると、凝固剤はアルミパッケージ入りが安心。

6. 非常用トイレ本体 大もできるコンパクトタイプ


こんなにコンパクト!KALDIカルディのエコバッグより一回り小さいバッグが付属。
KALDIカルディのエコバッグに入れてみたところ、このトイレなら2個は余裕で入りそうです。
避難所のトイレ事情は困難を極めると聞きます。
ダンボールタイプだと汚れたときに困るので、拭き取れる素材がおすすめです。
7. ポンチョは 雨・トイレ目隠し 両方で使えるタイプ
レインポンチョはトイレの目隠しに使えるものにすれば、荷物を減らせます。
目隠しにも使うなら濃い色だと安心ですよ。
8. はごろも レトルトパウチ食品
サバ・サンマなどのレトルトパウチ食品、色々な味があります。
我が家はサバ味噌より、大根おろしの方が好きでした。サンマも美味しかった。
缶詰より賞味期限は短いですが、たくさん持ち出すには軽くて助かります。
温め不要で、お箸を袋に突っ込んでそのまま食べられます。
温めずにそのまま家で食べてみたら、美味しかった。
子どもにも食べてもらって好きな味をストックしておきました。
トマト味もあります
9. ティッシュは紙箱NG! ハーフサイズの無印良品もおすすめ!
紙箱のティッシュはかさばる上に、水濡れが心配。
防災リュックに入れるなら、濡れても大丈夫な材質のパッケージ入りや、コンパクトサイズの無印良品のティッシュもおすすめです。

10. トイレットペーパーは5倍巻き
11. タオルは薄いもの 100円ショップ ニトリ
100円ショップ
100円ショップには薄くてかさばらないタオルがありますよ!かなり薄くてコンパクトな代わりに吸水力はイマイチかもしれません。
ニトリ
100円ショップのタオルはあまりにも薄すぎるなら、ニトリもおすすめ!
ちゃんと拭き取れるのはもちろん、薄くてかさばらないタイプもあります。
修学旅行にもおすすめですよ。
圧縮タオル、コンパクトで携帯性に優れますが、水に入れないと膨らまないものは個人的にどうなんだろう?と思っています。非常時、濡れたもの(人)をすぐ拭きたいのに、まず濡らさなきゃいけないんじゃ緊急時にむかないのではと考えています。
12. 基礎化粧品、家族みんなで使えるオールインワンタイプ
敏感肌な家族が使えるオールインワンタイプを1個用意しておきました。
いざというとき、初めて使うと肌トラブルが心配なので、普段使用してOKだったものを用意。(カルテHDは小さなお試し用サイズも販売しているので、それで試しました。リュックには未開封の化粧品を入れています)
肌が弱い人は一度試してから防災リュックに入れてくださいね。
家族分の持ち出しリュックを用意するポイント
家族分の防災リュックを用意をしたのは2024年のこと。
その前は10年以上、下駄箱の上に防災リュックを放置していました。
2015年使用期限の単3電池を発見。
さらにこんなものまででてきましたよ 乾電池2本で携帯の充電できたんですね↓

リュックは家族の人数分用意
子供たちが小さかった当時、用意した防災リュックは1つだけでした。
リュック1つじゃ家族に必要な物は入りきりません。
実際の避難を想像していなかったんですね。
荷物を自分で持てない 小さいお子さんや高齢者がいる場合
一緒に避難する人が少し多めに荷物を持つことになります。
その場合、1人用避難リュックだと入りきりません。(おむつなど、かさばりますよね)
2人用防災リュックを用意して、防災グッズを取捨選択し、自分たちに必要なものを入れるのもおすすめです。
↑止水ファスナーで安心。これは2人用です。
自宅にありますが、パンパンに重い物も入れると小柄な女性には厳しい。かなり物が入ります。
リュックが大きいので、2人用の中身を1人分リュックから出して、他の必需品を足しても便利。
トイレットペーパーや衣類、ナプキンなどを入れるには、ある程度リュックも大きめな方が便利ですが、
迅速に避難できる重さで!
必需品は各自の防災リュックに!
子どもたちは現在、私より体力もあり重い物も持てます。
スマホも使うのでモバイルバッテリーや乾電池、水や食料品、清浄綿、非常用トイレ、懐中電灯、(女子はナプキンも)を各自持ってもらうことにしました。
これらを家族の分すべて、大きなリュック一つにまとめるのは無理です。
防水性 頑丈さ リュックの性能も考慮
私が以前用意していた防災リュックは、オレンジ色で目立つ色でした。
でも残念なことに雨が降ったら上から雨が入ってしまう作り(巾着型で、上からバックル付の蓋を閉めるタイプ)でした。
今はファスナー部分まで防水してある防災リュックも多いですよね。
家にあるリュック本体が古い人は、防水性能や頑丈さ、背負いやすさなども確認してみてください。


↑ポケット部分も止水ファスナーで安心。
防災用品 ひとりで用意するなら頑張りすぎないで
災害の多い日本に住むうえで、防災用品の用意は必要不可欠。
とはいえ防災リュックを買ったままではなく、家族に合わせて人数分用意したり、期限のチェックをしたりするのは、かなり労力がいる作業です。
私の家族はとてものんき&現実逃避型で、あまり協力的とはいえず。
人ごとのように思っている感がありました。現実で起こることを想像すると怖いので気持ちはわかります。
でも、 誰かがやらなきゃならんのですよ!
災害を想定しながらする用意は、メンタル的に結構きついことも。
ご家族のため、一生懸命防災グッズ・防災用品を揃えて用意して、賞味期限の管理をしている皆様
本当にお疲れ様です
特にお一人で用意されている方、根詰めて作業してお疲れになりませんように
ぼちぼちやりましょう
協力してくれるご家族がいる人は、ぜひみんなで協力して作業してくださいね。
家族みんなでやれば、ひとりひとりの防災力もあがるでしょう。
とりあえず、非常食の食べ比べやヘッドライトでお家探検のような
非日常の体験を楽しみながら取り入れてみるのも、自然と家族を巻き込めてよいかもしれません。
防災リュック・防災グッズでお悩み中のあなたに、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

