防災グッズ。本当に必要な物だけど買い忘れがちなもの12選!

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
PVアクセスランキング にほんブログ村

みなさん、防災リュックを買ったまま放置していませんか?

私は最近まで防災リュックを10年以上放置しており、FOMAの充電器や2015年期限の乾電池が出てきました。

1月、能登半島地震の後に買った2人用防災リュック、簡易トイレも開封せず放置。

8月に南海トラフ地震臨時情報もあって、こりゃまずいと本気で家族分の防災用品を揃えました

いざ、しっかり防災グッズの用意をしだすと

案外買い忘れがちなものがあったりします!

家族の人数や個別に必要なものを考えて防災グッズを用意すると膨大な量!!

買い忘れて何回もドラッグストアに行ったりAmazonで注文したりしました。

できるだけまとめて買えば、時間も手間も減らせます。

自分が用意したときに、本当に必要なのに意外と忘れがちかも!と思ったものを記載しました。

これから用意する人の参考になれば幸いです。

※何も用意していない人は、命にかかわるもの・絶対に必要なものから揃えていきましょう

  • トイレ、トイレ用目隠し
  • 食料
  • 情報をえるためのもの(乾電池式モバイルバッテリー、手回しラジオなど)
  • 衛生用品(生理用品やビニール袋。防臭ビニール袋)
  • ライト(ヘッドライト、懐中電灯)
  • 防寒用品(アルミブランケットなど)
  • ヘルメット

↑これ以外にも細々としたものもありますが、まずはここから。

目次

防災グッズ 本当に必要なのに忘れがちなもの

1.防災リュックを人数分用意する

これ 最初にやらないと防災グッズを詰められず、用意が進みません!

実は私も1名分リュックが届いてないので、その分の作業が残っています。

防災リュックは、できれば防水・撥水加工などされているとよいでしょう。

防災リュックの中身は家族全員一緒じゃなくてOK

リュックの中身まですべて同じように用意するのはコストもかかるし、荷物も増えてしまいます。

家族で分担して持つもの、各自が必ず持つ物とわけてもいいでしょう。

例えばうちの場合、現在4人暮らしですが手回しラジオは2個、乾電池式モバイルバッテリーも2個、体温計は1個など家族で荷物を分担しています。

誰のリュックに何が入っているかリスト化しておきましょう。

最低限の必需品は各自のリュックへ!

水、食料、トイレ、マスク、懐中電灯、充電式モバイルバッテリー、現金などは各自のリュックに入れています。

 家族みんなが家にいるときに災害が起こるとは限りません。各自が自分の持ち出し袋を持って避難したときにできるだけ困らないよう、最低限の必需品はそれぞれのリュックに入れています。

2.USBタイプAの充電ケーブル 

乾電池式モバイルバッテリーや携帯ラジオは、まだUSBタイプAが多いですよね。

一方ふだんの生活では、最近はUSBタイプCのケーブルを使うことが多くありませんか?

私はタイプCの充電ケーブルを使うことが多く、タイプAが全然足りず4本買い足しました。

最近タイプCをよく使っている人はご注意ください!

ANKER USBタイプA ライトニング  
充電ケーブル

Amazon Anker iPhone充電ケーブル PowerLine II ライトニングケーブル

3.大量のビニール袋(黒45ℓ)、凝固剤、防臭ビニール袋

ビニール袋や凝固剤、防臭ビニール袋、本当に必要な数を用意できていますか?

これぐらいでいいや、と適当に用意していると思ったより足りなくて困るかもしれません。

トイレや食べ物のゴミの処分にビニール袋が不足すると非常に困ったことになります!

多めに用意しましょう。

 黒の45リットルゴミ袋

  • 自作簡易トイレ、ポータブルトイレ、自宅の便器にかけて使用
  • 車内での着替え(窓にゴミ袋を貼り付けて目隠し)
  • 見られたくない衣類、私物を入れて人目に触れないようにする

など用途が広いです。※30リットルのゴミ袋ではポータブルトイレに使うには小さいです。

トイレに使用するなら水道が復旧するまでを考えると相当な枚数必要!

1人1日あたり5回位 ✖️ 家族の人数 ✖️ 7日分の用意が推奨されています。

水道の復旧は、電気よりも時間がかかるようです。

 私は7日分では不足すると考えており、黒ビニール袋・凝固剤・防臭袋を10日分用意。正直それでも不足しそうですが、そのときは家族なら1枚の黒ビニール袋に2人続けて用をたし、凝固剤は2個入れればビニールの枚数は節約できるかなと考えています。(大はイヤですが笑)

防災グッズ 黒ゴミ袋45リットル
備蓄 

サイズ幅21~22㎝・厚さ5~6㎝・奥行11㎝くらい。

45リットル コンパクト 黒ゴミ袋 トイレ備蓄

日本サニパック ゴミ袋 ポリ袋 スマートキューブ 黒 45L 50枚入 ごみ袋

他にも何種類か45リットル黒ビニール袋を買いましたが、これはかなりコンパクト備蓄や防災リュックに入れるのにもオススメです。

凝固剤はこちら↓

高性能日本製凝固剤使用(凝固剤100回分)非常用トイレエスまるくん 15年保存【防災士企画・監修】

非常用トイレ 凝固剤 日本製 
エスまるくん

↑非常用トイレ凝固剤(日本製)

※置く場所があるなら、ペットシーツを家の備蓄用、凝固剤を避難時用にしてもよいと思います。ペットシーツは凝固剤より安いことが多いですが場所をとるので、避難時に防災リュックに入れて持って行くのは大変そうです。

 

災害時のトイレとして、黒ビニール袋・凝固剤・防臭ビニール袋などがセットになっている非常用トイレを用意する方法もあります。黒ビニール袋・凝固剤かペットシーツ・防臭ビニール袋を個別に用意する方が安上がりなことも多いですが、面倒な人はセットになっている非常用トイレも便利です。

Qbit いつでも簡単トイレ 非常用トイレ 防災グッズ

Qbit【防災グッズ大賞2023大賞ブランド】いつでも簡単トイレ 15年保存 防災士監修 手袋 便器カバー 防臭袋 お試しセット付き (50回分)

一度使用してみました。凝固剤の固まるスピードも早く、感覚的には20秒くらいかな?すぐに固まりだして安心でした。黒いビニール袋も横長で便器にかけやすいです。

4.トイレ用ポンチョまたは代用できるレインポンチョ

トイレ用目隠しポンチョ、家族で1〜2個用意して安心していませんか?

0次避難(いつもの生活で持ち歩く)に備えるなら、トイレ用ポンチョは家族の人数分必要です。

おでかけしたとき災害が起こったら、帰宅できるまで何時間、何日かかるかわかりません。

食べるのは我慢できてもトイレの我慢は限界があります。

せっかく携帯トイレを持って歩いていても、隠せるものがないため使えなかったら残念すぎます。

交通機関を使って出かけるときは、私はいつもの持ち物に追加してこれらを0次防災用品として持ち歩いています↓

  • 飲み物
  • 携帯トイレとトイレ用ポンチョ
  • モバイルバッテリー
  • お菓子少々

トイレ用ポンチョやレインポンチョは、防寒にもなるのでぜひ持ち歩きましょう!

トイレ用ポンチョに抵抗がある、ふだん使える物が良いなら

私が防災リュックに入れたのは、ふつうのレインポンチョです。トイレの目隠しとしても使えるデザインを選びました。(他の家族のリュックにはトイレ用ポンチョも入ってます)

トイレ用ポンチョよりは少しかさばりますが、目立たず用を足せそうです。

通常のトイレ用ポンチョはゴミ袋っぽい質感だったり、普通のレインポンチョとは材質や色味が違ったりするものも多いです。

それが気になる人にはレインポンチョでトイレにも使えるデザインを選ぶのもオススメ

リーベン レインポンチョ 非常用トイレ ポンチョ おすすめ

家で着てみて、(身長160)トイレポンチョにも安心して使えそうだったので追加注文しました。透けるのが気になる人はネイビーなど濃い色を選ぶと安心です。

[リーベン] 傘屋さんが作った パイピング レインポンチョ テフロン加工

和式スタイルで用を足すとき、ポンチョの内側が地面につきます。汚れが気になる人は安いトイレ用ポンチョを用意すると気楽に使えます。

↑持ち歩き用非常用トイレ(自作)とケンユーベンリーポンチョ

ケンユー(kenyuu)ベンリーポンチョ 非常時トイレの目隠し 1枚入

70リットルサイズのゴミ袋、トイレ用ポンチョに使える?

70リットルサイズのゴミ袋は、洋式トイレではギリギリトイレ用目隠しポンチョ代わりに使えますが、和式スタイルでは無理です。子どもはわかりませんが、大人ではかなり細身の女性でも無理でした。

ゴミ袋をかぶる部分だけ切り抜いてトイレ用ポンチョにしようと考えている人はお気を付けください!!

5.使い捨て下着(パンツ)またはメンズライクな地味な下着

水は貴重。洗濯できないことも考えると使い捨ては便利です。

もし洗濯できる状況でも、干すことを考えるとメンズライクな地味なデザインと色の下着を用意したほうが防犯面でも安心です。

ワコール Wing  使い捨て 下着 防災グッズ

M~LLまでOK。とても軽いです!

【Wing】 ワコール 使いきりショーツ ハーフトップ【AnyAnyインナー】入院・旅行・災害時の備えに

6.生理用品 おりものシートより超うす型小さめナプキン

防災グッズのおすすめに出てくるおりものシート。

下着が替えられない状況で便利だとは思いますが、環境の変化で生理周期が変わることも

急に生理がきたとき、おりものシートよりナプキンの方が安心です。

水が貴重な状況で、洗濯できるかわかりませんからできるだけ下着は汚したくないですね。

替えの下着もどれだけ持ち出せるかわかりません。

超薄型のナプキンを用意すると、防災リュックでスペースが空いて助かりますよ。心配な人はふだん超薄型を使用してみて、大丈夫か確認して防災リュックに入れましょう。

防災グッズ 超うす型ナプキンがおすすめ

↑右側のスリムガード、かなりコンパクトです。防災リュックは必要な物が入らなくて頭を悩ませることが多いので、この差が大きいです!

7.清浄綿

汎用性がある清浄綿、おすすめです!

顔用・体用・トイレ用・赤ちゃん用など、いろいろなウエットシートを用意すると荷物が増えて大変!

数十枚入のウエットシートだと、数年経つと乾燥して使えないこともありますよね。

使うときに一人のリュックに入れていると、自分の使いたいタイミングで体を拭けなくて不便です。

清浄綿のおすすめポイント

  • 顔も拭ける(目の周りもOK)
  • 体も拭ける (実際拭いてみたけど、べとつかずさっぱり!)
  • 赤ちゃんのおしりふきにも(大人のおしりももちろん大丈夫)
  • アルミパックなので、水分が長期間キープされている
  • 個包装なので、家族それぞれの防災リュックに必要な枚数を入れられる←各自が好きなタイミングで使いやすい

アイリスオーヤマの防災リュックに付属していた体ふきは大判の60枚入でした。

防災リュックを開封したときは「たくさん入っていて安心!」と思っていましたが、

ガチで荷物の用意をすると大判60枚入りは重すぎる

2次避難か自宅避難の備蓄用品にしようと思います。

清浄綿 防災グッズ おすすめ 防災リュック ウエットシート

↑この清浄綿は、10年以上前に用意した防災リュックから出てきました。

昨日試しに使ってみたら、水分ヒタヒタでふつうに使用できました。すごいですね!

清浄綿には使用期限があります。Amazonでは2024年8月購入で2027年4月使用期限のものが売っていました。万が一使用期限が過ぎても乾燥して使いものにならない可能性は低そうですが、肌に影響があると大変なので、使用期限内に使いましょう。

清浄綿 防災グッズ おすすめ
オオサキ 清浄綿 防災リュック 非常用 防災グッズ

Osaki(オオサキ) 個包装滅菌済清浄綿 さわやか清浄綿 2枚入×100包(200枚)

8.家族で使える基礎化粧品、日焼け止め、虫除け

各自が持つと荷物が増えます。家族で使える保湿系のオールインワン化粧品、日焼け止め、虫除けがあると安心です。

9.箱なしティッシュペーパーまたはハーフサイズティッシュ

箱があると防災リュックに入れにくいです。箱なしか、ハーフサイズティッシュがおすすめです。

無印良品 卓上用 ティッシュ
防災グッズ

 ↑1枚のサイズは小さいがコンパクトで枚数が多い。

10.トイレットペーパー5倍巻き

防災リュックの中で場所をとるトイレットペーパー、何個も持って行くのは大変なので、5倍巻きは助かります。

11.耐切創手袋

防災リュックのセットにはふつうの軍手がセットになっていることも。

怪我はできるだけ防ぎたいので、切れにくい軍手も用意しておきたいです。

↓これはLサイズでも小さめな感じ。女性で手は普通か少し小さい自分で、手袋が少し余るくらい。指に余裕があったのでピッチリはめるならMサイズでも良さそうです。

パナソニック 耐切創手袋 軍手
防災グッズ

パナソニック タングステン耐切創手袋 (手のひらゴムコートあり) Lサイズ 最高レベルの耐切創性 (レベルF) 洗濯OK

12.大量のジッパー付ビニール袋(ジップロック)

かなり大量に使いました。

防災リュックの中で、持ち物をカテゴリー分けするのに便利。

防災リュックが防水仕様ならあまり気にしなくて良いかもしれませんが、

避難時の天候が雨のときにも荷物を濡らさずにすみます。

透明な袋なので物も探しやすくなります。

S・M・L 一番良く使ったのはMサイズでした。

↓衣類やスリッパをいれるなら、XLサイズも使いやすいです!

ジップロック XL 防災グッズ 防災リュック 衣類 圧縮 おすすめ

【Amazon.co.jp 限定】ジップロック スタイル ストレージバッグ XL 30枚

ジップロック(XL) スリッパが2足入ります。タオルや着替えを入れるのに便利な大きさです。

衣類、タオル、メモ帳、水に弱い電子機器などは濡れてしまったら使えません。

面倒でもジッパー付ビニール袋に入れましょう!

まとめ

防災グッズの用意、面倒な部分も多いですよね。

いや、面倒でしかない!

と思っていましたが、かなり得るものもありました。

防災グッズをしっかり用意していくと、イヤでもリアルな状況を想像するようになります。

例えば、

「ペットボトル飲料をたくさん冷蔵庫に入れていても、冷蔵庫が倒れたらケガもするし、中にある飲み物も取れなくなるな、しっかり固定しないと」とか。

「家のトイレとお風呂場、スマホを持ち込んでなかったら停電時真っ暗で困るな、お風呂場出てすぐの所に懐中電灯をかけておこう」とか。

「車にも非常用トイレを用意しておこう」

「ここは土地が低いかな?川は近いかな?」とか。

防災グッズを用意していくうちに、自分の頭で考えて以前より具体的に災害に備えるようになりました。

他にも

自作の非常用トイレの作り方を知った&試してみたことで、自宅のトイレが詰まっても慌てない自信が付いたり

災害伝言ダイヤルを試してみたり

防災グッズを置く場所の確保をするため断捨離が進んだりしました。

まあその代わり、8月のかなりの時間を防災グッズの用意に費やしましたが。

あれもこれもやろうとすると大変です。

0か100かではなく

優先順位の高いこと、物から用意していきましょう。

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
  • URLをコピーしました!
目次